この浮彫はアッシュールナシルパル二世の北西宮殿の壁面を飾ったもので、有翼精霊が王の後ろに控える従者の背後で浄めの仕草をしている。これは王の狩猟の仕舞の場面の一部であり、狩猟者、最高聖職者、統治者を「演じる」神と人間との間をつなぐ者ー王としてのすべての行いが、神の祝福のもとにあることを示しているかのように思われる。
古代オリエント地図 Map of Ancient Orient

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精霊と従者浮彫