?康、阮籍、山濤、王戎、向秀、劉伶、阮咸、栄啓期の8人の人物を、それぞれ等間隔に並んだ樹木の間に配している。彼らは儒教的な礼教に束縛されることなく、精神の自由を謳歌した者たちであり、画面には自由気ままな姿で酒を飲んだり楽器を演奏したりする8人が見事に表現されている。また樹木の表現は装飾的ではあるが、品種ごとに葉や幹の特徴を捉えて描き分けられており、銀杏・柳・松などの5種類に識別することができる。いずれの人物の姿態もゆったりとして優雅であり、流麗な線によって各人の個性を表出しており、六朝時代の優れた線描表現を彷彿とさせる。なお本図とほぼ同じ図様の磚画が、南斉の数カ所の陵墓からも見つかっており、当時流行した画題であったことが窺われる。(FS)
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竹林七賢、栄啓期図拓本