紫香楽宮跡

紫香楽宮跡(甲賀寺跡)

紫香楽宮は、奈良時代中頃、天平14年(742)に聖武天皇によって造営され、東大寺に先がけて大仏を造ろうとした都です。

黄瀬・牧の両地区にまたがる丘陵の残る礎石遺構が天皇の宮殿跡として大正15年10月20日に国の史跡に指定されました。

しかし、近年の発掘調査の結果などから、実は宮殿でなく、大仏を造ろうとした甲賀寺とする見方が有力です。