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主催: MIHO MUSEUM、京都新聞社 この秋の北館では、弥生から江戸時代にかけての日本美術を各室ごとにテーマを設けて展観いたします。 |
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「弥生と埴輪」―そこには日本文化の夜明けともいうべきこの時代に生み出された原初の鼓動が宿っています。素朴で温かな土味に接すると春のあけぼのや秋の夕照が脳裡に自然と浮かび、日本人の心のルーツを見る思いがいたします。
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「祈りのかたち」― 6世紀に日本に伝来した仏教は、奈良時代には広く受け入れられるようになり、平安時代になると神仏混淆という日本独特のスタイルを誕生させながら、日本人の生活に深く浸透していきました。神像、仏像、経巻、仏教工芸や古神宝など、長い歳月のうちに培われてきたさまざまな「祈りのかたち」をご覧いただきます。
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「秋を彩る日本の意匠」― 四季折々に美しい姿を見せてくれる日本の自然。その美しい自然に魅せられた先人たちによって、多くの美術工芸品が残されました。また、いにしえの名もない工人の残した器々には、大自然の姿が重なって見えてきます。展示室ごとに絵画、漆工芸、茶道具、陶磁器などを取り合わせ、日本の秋を彩る歳時記をお楽しみいただきます。
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観音立像(興福寺千体仏) 平安時代 12世紀 |
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