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石製婦人座像 石製婦人座像
バクトリア地方 BC3千年紀〜BC2千年紀
緑泥岩、白色石灰岩

   エラムの地母神ナルンデ女神に類する豊穣の女神を表現したものではないかと想像されています。

 

牡鹿形リュトン
ギリシャ BC4c 青銅

   鹿の主題は、古来、森の王としての風格と樹木を思わせ、生え変わる生命力を備えた角の神秘性から神性をもって表されてきましたが、樹木~的性格をもつギリシャの酒神ディオニュソスは鹿と結びつく要素を備えていました。


 
牡鹿形リュトン
焔摩天像
焔摩天像
平安時代 12c 絹本著色
   焔摩天は十二天のひとつに数えられ、独尊としては病を除き、延命、息災を祈る本尊ともされました。その起源を古く「リグ・ヴェーダ」に遡る焔摩天には、母なる大地の女神の伴侶たる神の面影が宿っている。
[展示期間4月29日(金)〜5月8日(日)]
地蔵菩薩立像


地蔵菩薩立像
鎌倉時代 13c 木造彩色、截金
   地蔵菩薩の起源は、遠く釈迦以前、バラモン教の神話の地神に求められる。 この古代の神はインドアーリア民族が持っていた神話中の最古の女神で、大地を神格化したものでした。



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