|
||||||||||
![]() ガラスがまるでカーテンのようにたなびくのは、あおい貝をかたどった花生です。大きさといいデザインといい、びいどろの器の中でも最高傑作のひとつでしょう。一方、無色透明なガラスはぎやまんと呼ばれ、より高級なものでした。切子を施されたぎやまんの器には、イギリスやアイルランドのデザインが取り入れられましたが、その切子の線は、金属製の棒状工具で、職人が一本一本刻んでいったものでした。和ガラスの歴史を辿りながら、切子の柔らかな光と線、びいどろの高雅な意匠を、どうぞお楽しみ下さい。 |
![]() [作品]
|
![]() |