Back Next Prev


『川端康成全集』表紙画
画帖のうち「桃」「大和(やまと)し美(うるは)し 川端康成と安田靫彦」展
会期 2008年9月2日(火)〜12月14日(日)
主 催:MIHO MUSEUM/京都新聞社
監 修:川端香男里(財団法人川端康成記念會理事長)
    安田建一
企 画:水原園博(財団法人川端康成記念會東京事務所代表)

『川端康成全集』表紙画
 画帖のうち「」 安田靫彦
凍雲篩雪図

  凍雲篩雪図 浦上玉堂筆 江戸時代(国宝)

自然二字

自然二字 良寛筆 江戸時代

  本展覧会は、作家 ・ 川端康成と画家 ・安田靫彦の24年間の交流をたどり、交流の品のみならず、国宝を含む二人を支えた美術品、ならびに多くの良寛遺墨を通観し、二人が共に感じ憧れた、日本人の心の奥底に今も流れる清らかな精神性を浮彫りにするものです。

   川端康成は『雪国』をはじめとする数々の名作を残し、日本人初のノーベル文学賞を受賞しました。一方、安田靫彦は新古典主義といわれる歴史画を確立、その高雅な美の世界は私たちに潤いを与えてくれます。

  また、安田の生涯は良寛に捧げられたといって過言ではなく、良寛研究の第一人者でもあります。川端もノーベル文学賞受賞講演で良寛に触れ、その心の世界を発信しました。

聖徳太子立像(南無仏太子)部分

聖徳太子立像(南無仏太子)部分   鎌倉時代

犬図(狗子図)

犬図(狗子図) 俵屋宗達筆 桃山〜江戸時代



Back Next Prev