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![]() 擂鼓台南洞の宝冠如来像 |
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龍門石窟は洛陽の郊外伊水(いすい)のほとりに位置し、北魏から唐時代にかけて皇帝をはじめとする人々によって開削された中国を代表する一大石窟である。この展覧会は同石窟がユネスコの世界文化遺産に登録されたのを期に、龍門石窟研究所の協力の下に行われるもので、初めての国外出品となる擂鼓台(らいこだい)南洞の宝冠(ほうかん)如来像を中心に、龍門石窟に現れた北魏、唐時代における仏教彫刻を概観するとともに、龍門十寺の一寺として栄え、金剛智三蔵が葬られた奉先寺遺跡の出土の諸仏を展観する。 |
龍門について
洛陽は「九朝古都」とも呼ばれ、広い盆地にあるが、山中や川沿いの狭い道からしか入れず、守備に適していたため、BC770年に周の都が置かれて以来、北魏、隋、唐など9王朝の都が置かれている。その洛陽から車で、おおよそ30分くらい。伊水が伊闕(いけつ)という隘路を抜けた所の東西両岸に石窟群があり、擂鼓台(らいこだい)南洞は東岸に位置する。 |
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![]() 伊水の東岸からの龍門石窟のながめ |