春季常設展示
南
館
２００２年３月１５日（金）〜６月９日（日）
春の南館では、昨年の特別展にて初公開されたMIHO MUSEUM 古代ガラスコレクションの一部が、エジプト展示室とギリシャ・ローマ展示室に彩りを添え、西アジア展示室、南アジア展示室、中国・西域展示室には新出作品が展示されます。華やかな春の雰囲気をお楽しみください。
なお、古代ガラスの展示は季節ごとに展示替えを予定しております。
ファラオ頭部
エジプト 前1400〜1350年
宝冠仏立像
タイ／カンボジア 12世紀
銅製動植物文杯
南イラン 前3000年頃
北
館
前期 ： 2002年3月15日(金)〜3月31日(日)
後期 ： 2002年5月25日(土)〜6月9日(日)
前期は絵因果経、伎楽面といった仏教美術を中心とした東大寺など奈良に縁のある作品を展示します。茶の湯のコーナーでは名宝「耀変天目茶碗」はじめ、東大寺二月堂修二会に使われた日の丸盆や香水杓などの仏教工芸を取り合わせて展示、また別室では天神様にちなんで硯や文台などの漆工品を中心に、春らしい意匠の作品を展示する予定です。
後期は蒔絵と根来の作品を展示、「うるしの美」をご覧いただきます。また茶の湯のコーナーでは乾山のやきものを中心に取り合わせます。
絵因果経巻第四上
奈良時代 8世紀
伎楽面 迦楼羅
奈良時代 8世紀
二月堂練行衆盤
鎌倉時代 13世紀
葡萄蒔絵螺鈿水筒
桃山時代 16世紀
乾山銹絵染付松図茶碗
江戸時代 18世紀
