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友の会 MEMBER SHIP

MIHO MUSEUM 友の会見学会
《美術品と調和する建築空間》
   昨年より引き続き、建築が単なる箱としてではなく、そこに展示される作品や周辺の環境と調和した、美術館を訪ねます。
《仏教美術》
第一回
「武相荘」東京都町田市
第一回
「東大寺のすべて」展 奈良国立博物館
平成14年4月13日(土) 定員:20名
平成14年6月8日(土) 定員:20名
  白洲正子さんが暮らしていた家屋が、昨年10月に「武相荘」として一般公開されて大きな反響を呼んでいます。今回の企画はきもの。美しく暮らすということを具現化した彼女の眼に適い、愛しんだ着物の数々が家屋を彩ります。
  本年は、東大寺本尊の大仏開眼から1250年目に当たります。それを記念して開催される東大寺の名宝を一堂に公開する大展覧会。

●見学会
●見学会
NHK大河ドラマ「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」の菩提寺
『大徳寺塔頭「芳春院」を訪ねる』
(京都・大徳寺)
特別展「美濃桃山陶の意匠と魅力」
(岐阜県土岐市・土岐市美濃陶磁歴史館)

会期:平成14年3月29日(金)〜5月19日(日)
平成14年4月7日(日) 定員:40名
平成14年5月11日(土) 定員:20名
  尾張国愛知郡荒子村(今の名古屋市)に荒子城主前田利春(のちに利昌)の四男として生まれた前田利家は、14歳で織田信長に仕え、合戦で数々の武勲を挙げて32歳で前田家の家督を継ぎました。1575年、信長の北陸支配に伴って府中(現福井県武生市)に入り、10年後には加賀・能登・越中を治めて加賀藩の基礎をつくりました。信長没後、豊臣秀吉による天下統一の重要な担い手として活躍した前田利家は、戦国から桃山にかけての織豊時代で、最も著名な武将の一人に数えられます。
  京都・紫野の大徳寺にある塔頭「芳春院」は、利家とともに戦乱の時代を気丈に生きた妻・まつ(のちに芳春院)が建立した菩提寺です。今まで未公開でしたが、NHKの大河ドラマにあわせて平成13年10月1日から平成15年2月28日まで特別に公開されています。
  日本の陶磁史上、桃山陶器ほど多くの人々に愛され、今もなお燦然と輝いているやきものは皆無といえるでしょう。その中にあって美濃桃山陶は姿・彩・絵付などいずれの点においても桃山陶器の代表といえます。
  本展では、伝世の桃山陶器の名品を展示し、その魅力を紹介するとともに、名品を焼成した元屋敷窯跡の出土品を通して美濃桃山陶の意匠を紹介します。伝世の名品とその生産窯のひとつである元屋敷窯跡出土品の陶片は、美濃桃山陶の魅力を存分に堪能させてくれるでしょう。

見学会スケジュール
4月 7日 大徳寺塔頭「芳春院」を訪ねる
4月 13日 武相荘
5月 11日 「美濃桃山陶の意匠と魅力」展
6月 8日 「東大寺のすべて」展
9月 土門拳記念館(山形県酒田市)
10月 興福寺国宝特別公開(奈良市)
11月 井原市立田中美術館(岡山県井原市)


MIHO MUSEUM 友の会見学会報告
2001年11月11日
水戸・茨城県立歴史館
水戸・茨城県立歴史館
2001年10月14日
「明恵上人のふるさとを訪ねる」
永島福太郎先生の解説
永島福太郎先生の解説
2001年11月18日
「紅葉の古寺を歩く―湖東三山」
金剛輪寺にて
金剛輪寺にて
  昨年、シリーズで開催いたしました「かくれ里を歩く」には、毎回定員を超える参加希望を頂き、白洲正子さんの生き方、考え方に共鳴している方の幅広さ、熱心さに改めて驚かされました。MIHO MUSEUM のある滋賀県には白洲さんの歩かれた史跡などがたくさんあります。今後も折をみて見学会を企画していく予定です。

  「美術品と調和する建築空間」では、建築と美術品、建築と自然の「調和」が人間に与えくれる心地よさを感じる見学会となりました。こちらは本年も引き続き見学会を予定しております。

  また、美術館・博物館の特別展見学会では、各館の学芸員の方より、陳列されているMIHO MUSEUM 所蔵品を中心に懇切丁寧なご説明を頂き、有意義なひと時を過ごすことができました。
  これらの見学会開催にあたり惜しみないご協力賜りました関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。



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