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2002年11月23日午前10時30分〜午後16時まで、開館5周年記念講演会・シンポジウム「中国の中央アジア人―シルクロード東端の発見」が開催された。
MIHO MUSEUM 所蔵、中国北朝時代の「棺床屏風」は開館当初類例が僅少であり論議を呼んだが、1999年、2000年と中国北西部で二つの類似した重要な発見があり、この作品が一躍重要な文物として脚光を浴びた。これらの文物は中央アジアから中国に移住したイラン系ソグド人の6世紀頃の風俗や宗教を現代に生き生きと伝えるものであり、これらの作品をめぐって活発な議論が行われた。 |
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パネリストにエルミタージュ美術館B.マルシャク教授、ロシア科学アカデミーV.ラスポポヴァ教授、中国北京大学 栄新江教授、神戸市立外国語大学
吉田豊教授を迎え、滋賀県立大学 菅谷文則教授がコーディネーターをつとめた。詳細は『MIHO MUSEUM 研究紀要』で出版予定。 |
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棺床屏風
中国 北朝時代 6世紀後半 白大理石 顔料・金で着彩
上:饗宴奏楽舞場面 |
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