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 教育関連情報

 
障がいのある方の特別開館
2006年5月15日(月)
   5月15日 「障がいのある方の特別開館」が行われました。この事業は、MIHO MUSEUMの休館日を利用して、障がいのある方が、美術館で豊かな時を過ごしていただきたいと、NPO法人秀明インターナショナルの主催で始められました。

   第1回目は平成16年の春、利用者は、O君の1家族3名でした。 この日、5歳に満たないO君と両親2名、O君が、バギーの中から熱心に美術品を見ている姿を見て、ご両親が目を丸くして驚かれていたのが昨日の事のよう。あれから早2年が経ち、毎年春秋2回行われる本事業は、今春で5回目を迎えることになりました。 今年は、162名(障がいのある方114名、付添い48名)の方々が参加されて、『ニューヨーク・バーク・コレクション展』と、常設展を楽しまれました。

   初めての試みとして、オーディオ・ガイドの無料貸し出しを行ったところ、97名の方が利用されました。これは、今季共催の日本経済新聞社のご好意により、実現したものです。

   喫茶『パインビュー』では、自然農法の食材を活かした煎茶プチ・ロールケーキが登場。美術品との静かな語らいの後は、お茶のひと時です。ゆったりと流れる至福の時となったでしょうか。

   MIHO MUSEUMを後にされる参加者の中から、次回を楽しみにしているとの声が多く聞かれました。次は、10月23日、山の緑が秋色に染まる頃、再び美術館に至福の時が流れることでしょう。




障がいのある方の特別開館スナップ





多田文昌さんのはんこ





「メキシコの遺跡」
鈴鹿芳康先生のピンホールカメラ写真


地域子ども教室
    MIHO MUSEUM
    わくわくミュージアム
    ワークショップのご案内
はんこワークショップ
世界に一つ・自分のはんこ作り
   人と印章との出合い、それは、何千年もの時を越えた古代に遡ります。数千年前の古代メソポタミアの人々は、石や粘土に文字や意匠を刻み、固有の印として使っていました。

   この夏、古代の人々に想いを馳せながら、子どもたちが石を刻み、はんこを制作するワークショップを開催します。

   古代の美術品たちからインスパイヤされて作る石のはんこは、子どもたちの心の中に、夏の楽しい想い出として、深く刻まれることでしょう。

☆講      師:  多田文昌氏(美術家・はんこ作家)
☆日      時:  7月29日(土) 10:30 〜 15:00
☆対      象:  小学1年生〜高校生
☆定      員:  20名
☆参  加 費:  無料
☆昼      食:  各自
☆申込締切:  7月9日(日)

ピンホールカメラ・ワークショップ
カメラの元祖・ピンホールカメラで、自然と大合体!
   カメラの原点ともいえるピンホールカメラ、レンズも無い、複雑な機械も使わない、ただ0.3mm程の小さな小さな一点の穴から取り込む僅かな光で、大自然を写し撮ります。

   今回の、ワークショップ講師である鈴鹿芳康氏は、日本は元より、世界各地でピンホールカメラを使い、自然と向かい合って来られました。

   鈴鹿氏は、「ピンホールカメラの作品は、自然から恵んでいただいて、作らせていただいていると思えるのです」と言われます。現代の私たちが忘れかけているこの心、全ては自然からいただいている恵みであるということ。本来の人間の原点、このことを、カメラの原点であるピンホールカメラ・ワークショップを通して、子どもたちと分かち合いたいと思います。お申し込みをお待ちしています。

☆講     師: 鈴鹿芳康氏(美術家、京都造形芸術大学教授、京都大学客員教授、東京工芸大学客員教授)
☆日     時: 8月12日(土) 10:00 〜 16:00
☆対     象: 小学4年生〜中学生
☆定     員: 20名
☆参 加 費: 無料
☆昼     食: 各自
☆申込締切: 7月23日(日)

※ 詳細はMIHO MUSEUM学芸部教育普及にお問合せ下さい。
地域子ども教室MIHO MUSEUMわくわくミュージアムご案内
       (文部科学省委託事業)
子ども達が、きらきらと輝ける楽しい居場所
   「地域子ども教室・MIHO MUSEUMわくわくミュージアム」は、文部科学省が推進する『子どもの居場所作りキャンペーン』の一環で行われています。

対     象 子ども(幼児、小学・中学・高校生)
◎参 加 費 子ども無料(幼児、小・中・高生)、大人は、一家族2名まで無料
◎内     容
@ 「わくわく探検隊」…ツアーリーダーの案内 により美術館内(主に展示室)を探検します。
A 「わくわくブース」…美術品に関する塗り絵や、パズルをします。
◎申し込み 申込用紙に必要事項をお書きいただき、ファクスか郵送でお申し込み下さい。
◎締切日 参加希望日の1週間前までに、必着願います。各回、先着30名まで。
◎開催日  
 〈9月〉 17日、24日
 〈10月〉 8日、22日、29日
 〈11月〉 12日、26日
 〈12月〉 3日、17日
 午前の部 10:30 〜 12:00
 午後の部 13:30 〜 15:00

参加者の声
○すごく楽しく見ることができました!1つ1つの美術品から色々なパワーをもらえた気がします! (K中学校1年 女子)
○来たのは初めてだけどとても楽しかった。「次は?次は?」って次々の部屋に行きたくなるくらい興味をもった。 (K中学校1年 女子)
障がいのある方の特別開館
2006年10月23日(月)

   NPO秀明インターナショナルの主催で行われる予約制の開館で、障害者手帳を持つ方、またその介護者も入館が無料となります。当日は休館日を利用していますので、ゆっくりと美術品を鑑賞したり、教育プログラムに参加できます。ただし、美術品に手を触れることはできません。

   レストラン、喫茶は営業しておりませんが、美術館棟の喫茶にて飲み物のみセルフサービスでご提供いたします。座席のみの利用でも結構です。

   また、介護が必要な方には必ず介護者が付き添ってください。美術館側のお手伝いが必要な場合は前もってお申し出くだされば検討させて頂きます。

   お問い合わせ、お申し込みはNPO法人 秀明インターナショナルまで。
   (TEL:0748−82−3140 e-mail:



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