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ARCHAIC SMILE






いにしえのほほえみ


地中海から東アジア・日本まで

人は生後三ヶ月くらいで親の顔を見て微笑むようになり親もまた微笑み返すものです
微笑みは人と育むものとをつなぐ生得の表情なのです
2600年程前、それまで硬い表情をしていたギリシアの彫像に生命を吹き込んだのも微笑みです
これをアルカイク・スマイルと呼んでいます
気がつくと古代世界は微笑みで満たされていました
それは産み出し恵み育む自然の神々や仏の慈愛、それにあずかろうとする人々の願いのあらわれだったのでしょう
開館10周年の夏、この微笑みをたずねて地中海、オリエント、中央アジア、南アジア、東アジアそして日本へと旅をしてみましょう
いにしえの多くのやさしい心に触れて頂けましたら幸いです


2007年  7月14日(土) 〜 8月19日(日)
主催:MIHO MUSEUM 中日新聞社 日本経済新聞社
後援:滋賀県 滋賀県教育委員会 NHK大津放送局 びわ湖放送株式会社



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