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ペガサス形装飾
ペガサス形装飾
古代ギリシャ 前5世紀頃

仏立像(部分)
ガンダーラ地方 2世紀後期

  多数の遺例が知られるガンダーラの仏陀立像の中でも、高さ250cmの本作品はペシャワール博物館収蔵作品と並び、大型作品として知られています。 現在失われている右手は、おそらく信者の恐怖心を取り除くという「施無畏印」を結んでいたと思われ、左手は垂下し、衣の端を握っているのは、ギリシャ・ローマ様式に由来するポーズです。 頭髪や衣服の彫刻、表情の厳しさが和らげられている点などから、ガンダーラの盛期と言われるカニシュカ1世の治世をやや下った時代の制作と考えられます。 美術史的な注釈を抜きにしても、鑑賞者の心をとらえる、力ある作品であり、MIHO MUSEUM の南館のために収集された最初の1点です。
仏立像(部分)

大山猫と鶏形リュトン(部分) 精霊と従者浮彫(部分) 双獅子形容器(部分)
大山猫と鶏形リュトン(部分)
イランまたは中央アジア
前2世紀後期-前1世紀
精霊と従者浮彫(部分)
イラク北部ニムルド北西宮殿
前9世紀
双獅子形容器(部分)
イラン西または北西部
前8世紀-前6世紀



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