
3 雷鼓台中洞 本尊頭部
唐時代
高さ66.0cm 石灰石
サンフランシスコ・
アジア美術館所蔵 |
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雷鼓台中洞に表された弥勒如来椅像の頭部。若若しさを残しながら、量感と威厳を増している造形からは、8世紀初頭ころの美意識が伺われます。 |
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4 菩薩半跏像
唐時代
総高90.5cm 石灰石
龍門石窟研究所所蔵 |
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龍門最大の奉先寺洞の大仏を管理していた同名の寺院、奉先寺遺跡からの出土品。張りのある豊かな頬をもつ顔には威厳とともに、若々しさを湛えており、腰の細いみごとなプロポーションと、身にまとう薄い衣に現された自然ながらよく整理された衣文の彫りが美しい。この像をはじめとする奉先寺遺跡出土品は全て今回初公開されます。 |
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5 雷鼓台南洞 宝冠如来坐像
唐時代 像高240cm 石灰石
龍門石窟研究所所蔵 |
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この像はつりあがった厳しい表情をした面貌が印象的ですが、さらに本来一切の飾りを着けない姿で現される如来でありながら、宝冠をかぶり、胸や腕に飾りを着けている姿が注目されます。古くから著名な像でありながら、今回初めて石窟を離れ、わが国で公開される機会を得ました。 |
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