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友の会 MEMBER SHIP

MIHO MUSEUM 友の会見学会報告
西安・洛陽古文化の旅
  2001年5月19日(土)〜5月26日(土)
大雁塔(2001.5.22 )
大雁塔(2001.5.22
  5千年ともいわれる悠久の歴史を秘めた国、中国。初めてのMIHO MUSEUM 友の会の海外見学ツアーは、その中国の中でも最も古い歴史を持つ2つの古都、西安と洛陽を訪ねました。
  黄土平原に、過去と現在が積み重なるように建つ都市西安。柳樹の美しい伊河畔にそびえる龍門石窟。そして三国志などの小説、また始皇帝、楊貴妃、三蔵法師といった伝説的な人物の気配が色濃く残る史跡。
そこは、かつて日本の遣唐使や遣隋使といった留学僧が学んだ地であり、日本と中国のつながりの深さを再認識させられる、日本文化の源流とも言える場所でした。
  参加者はなにか懐かしさを感じながら、そこから始まるシルクロードに思いをはせていました。
  秦始皇帝兵馬俑博物館(2001.5.20 )
秦始皇帝兵馬俑博物館(2001.5.20
龍門石窟(2001.5.23 )
龍門石窟(2001.5.23
龍門石窟
参加者の声

  『念願の西安は平山郁夫先生の絵の通り、私の生まれた幼少の頃の京都。洛陽は奈良の生活様式が残っておりました。街角の生活者のスナップも試みました。現像が楽しみです。
  兵馬俑を目の当りに身近く見学が許され、思わず感激で涙が出ました。ひとりひとりの表情と立姿は立派で私達を迎えてくださったようです。人も馬も皆同じ方向の視線には圧倒されました。』
-上海日航ホテルにて-
  『中国五千年の歴史に触れる多くの文物の他に、現代の歌舞、列車の旅、特に雑技団の若者の固い腕、厚い手の皮に胸が熱くなりました。』
-広島在住の男性より-

万里の長城(2001.5.24

MIHO MUSEUM 友の会見学会報告
美術品と調和する建築空間
 「イサム・ノグチ庭園美術館」


 自然と人工の調和、作為と無作為の調和がこれほどの感動と心地よさを与えてくれるとは思いませんでした。石の彫刻が人間のあるべき姿を教えてくれている様でした。
 ノグチの魂が、空間の隅ずみまで息づいていることを感じた一日でした。
イサム・ノグチ庭園美術館
イサム・ノグチ庭園美術館

MIHO MUSEUM 友の会見学会報告
かくれ里を歩く
「木地師の里を歩く-湖東地方-」

  梅雨の合間、新緑のかくれ里を訪ねました。小型のバスがやっと通れるような細い道をのぼりつめた山間に、人々の信仰と生活が守りつづけて来た文化がありました。ある意味、かくれ里そのものが博物館とも言えるかもしれません。地元の方のご案内で大皇器地祖神社、高松御所を見学し、かくれ里を後にしました。

大皇器地祖神社

高松御所



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