美術館の写真などを身近に置き、絵本をピアノの前にして作曲活動をされた黒石ひとみさん。静寂と光、美とホスピタリティをテーマに、楽器それぞれが持つ自然の波動を活かした曲調を工夫されたそうです。その結果、多彩な楽器のが綴れ織りのように奏で合う、独特のハーモニーとアンサンブルの曲が出来上がりました。例えばハープは光を、二胡は風を、チェロは大地を、オカリナは葉音を、編鐘は水を表現しており、聴く人を自然と、その絵本の物語に誘います。
テーマ曲「美しの里」「奇跡の地」は、葉祥明さんの作詞によって、誰もが口ずさめるようになり、たくさんの合唱団に歌い継がれています。
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