伊藤若冲筆
象と鯨図屛風 寛政9年(1797)
MIHO MUSEUM蔵
展示期間:7月4(土)〜8月30日(日)
伊藤若冲筆
象と鯨図屛風 寛政9年(1797)
MIHO MUSEUM蔵
展示期間:7月4(土)〜8月30日(日)
2015年夏季特別展
生誕三百年 同い年の天才絵師
若冲(じゃくちゅう)と蕪村(ぶそん)
2015年7月4日(土)〜8月30日(日)
[休館日]月曜日(ただし、7月20日[月]は開館、7月21日[火]は休館)
主催:MIHO MUSEUM 読売新聞社
後援:滋賀県 滋賀県教育委員会 NHK大津放送局
   BBCびわ湖放送 エフエム京都
  正徳6年(1716)は、尾形光琳が亡くなり、伊藤若冲と与謝蕪村というふたりの天才絵師が誕生した、江戸時代の画壇にとってひとつの画期となりました。
  伊藤若冲(享年85、1800年没)は、京都にある青物問屋の長男として生まれ、23歳の時に家業を継ぎますが、30代中頃には参禅して「若冲居士」の号を与えられ、40歳で隠居して絵を描くことに本格的に専念します。
  一方、与謝蕪村(享年68、1783年没)は、大坂の農家に生まれ、20歳頃に江戸へ出て俳諧を学びます。27歳の時、俳諧の師匠の逝去を機に、北関東や東北地方をおよそ10年間遊歴します。その後40歳頃から京都へうつり俳諧と絵画のふたつの分野で活躍しました。
  若冲は彩色鮮やかな花鳥図や動物を描いた水墨画を得意とし、蕪村は中国の文人画の技法による山水図や、簡単な筆遣いで俳句と絵が響き合う俳画を得意としていました。
講演会
8月22(土) 13:30〜15:00 東西ルネッサンス対決
宮下規久朗(神戸大学教授)×辻惟雄(MIHO MUSEUM館長)
当日10:00より美術館受付にて整理券配布・先着100名様・南レクチャーホール
音声ガイド
落語家・桂南光師匠と辻惟雄(MIHO MUSEUM館長)による対談、作品解説収録
一見すると関連がないようですが、ふたりとも長崎から入ってきた中国・朝鮮絵画などを参考にしています。
  本展覧会は、伊藤若冲と与謝蕪村の生誕三百年を記念して開催するもので、若冲と蕪村の代表作品はもちろん、新出作品を紹介するとともに、同時代の関連作品を加えて展示し、彼が生きた18世紀の京都の活気あふれる様相をご覧いただきます。     (会期中展示替えがあります。)
与謝蕪村筆
山水図屛風 天明2年(1782)
MIHO MUSEUM蔵
展示期間:7月4(土)〜8月30日(日)
与謝蕪村筆
山水図屛風 天明2年(1782)
MIHO MUSEUM蔵
展示期間:7月4(土)〜8月30日(日)



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