自画像 重要文化財
大和文華館蔵 光琳が愛し
江戸・明治の
画壇を
魅了した
東国の画家─

夏季特別展
雪村 SESSON
奇想の誕生
束帯天神図 個人蔵 展示:8/22─9/3
束帯天神図 個人蔵
会期・会場
2017年(平成29年) 8月1日(火)─9月3日(日)

主 催
MIHO MUSEUM
東京藝術大学
読売新聞社

監修
河合 正朝
(慶応義塾大学名誉教授、千葉市美術館館長)
雪村周継は、室町時代の延徳年間(1489〜1492)ころ、常陸国(現在の茨城県常陸大宮市)に佐竹一族として生まれました。幼くして出家し、佐竹氏の菩提寺である正宗寺に入り、ここで多くの寺宝の絵画と接し、絵の才能を開花させます。壮年期を過ぎる頃までこの地で活躍した雪村の作品には、天神社のご神体として描いた「束帯天神像」(1)やいかにも雪村らしい傑作「風濤図」(2)などが伝えられています。
  50代の雪村は、天文15年(1546年)に会津で蘆名盛氏に絵画の鑑賞法を授けるほどの画僧となっていましたが、その後小田原や鎌倉を訪れ、改めて北条氏が収集した中国絵画や、鎌倉の禅宗寺院に伝来する中国宋元時代や鎌倉時代の名品を学ぶ機会を得、
自画像 重要文化財
大和文華館蔵
展示:8/1─8/13



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